WiMAXのハイスピードプラスエリアモードって何?メリットと注意点もまるわかり!


「WiMAXのハイスピードプラスエリアモードって何?」

「ハイスピードプラスエリアモードを使うとどうなるの?」
 

WiMAXのハイスピードプラスエリアモードとは、地下鉄や建物の奥など通信が不安定になりやすい場所でも快適にネット接続ができる便利な通信モードです。
 

その一方で、ハイスピードプラスエリアモードの特徴やメリット、注意点を理解して上手に使わないと、速度制限されてしまって、WiMAXの端末がほとんど使い物にならなくなってしまうこともあります。

このページでは、WiMAXのハイスピードプラスエリアモードについて徹底解説します。

wimaxのハイスピードプラスエリアモードとハイスピードモードの違い

WiMAXの通信モードには、ハイスピードモードと、ハイスピードプラスエリアモードがあり、状況に応じてルーター端末本体の設定を切り替えることでより快適な通信が可能です。
 

WiMAXのハイスピードモードとは

WiMAXのハイスピードモードとは、WiMAX2+回線のみを使用するデフォルト設定の通信モードです。
 

ハイスピードモードでの速度は、最新型のモバイルルーターSpeed Wi-Fi NEXT W06なら、最大567Mbps。

ギガ放題プランで申し込めば、ハイスピードモードでの月間の通信量には制限がなく、高速通信が可能です。
 

しかし、WiMAX2+回線は走行中の地下鉄の車内や、一部の地方都市、山間部などではつながりにくいと言われてきました。
 

WiMAX2+のこうした弱点をカバーしてくれるのが、au4GLTE回線を併用するハイスピードプラスエリアモードです。
 

WiMAXのハイスピードプラスエリアモードとは


WiMAXのハイスピードプラスエリアモードとは、通常のWiMAX2+回線と、au4GLTE回線を組み合わせてインターネットに接続する通信モードです。
 

au4GLTEとは、auの携帯電話やスマートフォンで使われている回線ですが、人口カバー率(対象の通信サービスを利用できる日本国民の割合を意味する)が99%となっており、普通に人が生活している場所で利用できないエリアはほとんどありません。
 

ハイスピードプラスエリアモードに設定すると、WiMAX2+のエリア内ではWiMAX2+の電波を利用しますが、WiMAX2+が圏外となったり、通信が不安定となった場合には、自動でau4GLTEに接続してくれるので、WiMAX2+回線のみを利用するハイスピードモードよりも利用できるエリアが広がり、快適な通信が可能です。
 

ハイスピードプラスエリアモードの速度は、Speed Wi-Fi NEXT W06の場合、USB接続時は最大1.2Gbps、WiFi接続時で867Mbpsです。
 

WiMAXのハイスピードプラスエリアモード利用時の注意点

WiMAXのハイスピードプラスエリアモードは、対応エリアの広さと高速通信可能な点が大きなメリットですが、利用時には注意したいポイントがあるので確認しておきましょう。
 

ハイスピードプラスエリアモードは月間7Gbpsまでの制限がある

ギガ放題プランでも、ハイスピードプラスエリアモードでの通信量が月間7Gbpsを超えると、当月末まで128Kbpsに速度制限されますので注意が必要です。
 

128kbpsはメールの送受信程度でもストレスを感じるほどの低速です。

速度制限されないように、ハイスピードプラスエリアモードを利用する場合、通信量カウンターを設定してこまめに通信量を確認するようにしましょう。
 

ハイスピードプラスエリアモードで7GBを超えると、ハイスピードモードも128kbpsに制限される

ハイスピードプラスエリアモードでの通信量が7GBを超えると、ハイスピードモードの通信速度も128kbpsに速度制限されてしまいます。
 

どうして通常モードのハイスピードモードまで制限されるの?と疑問に思うかもしれませんが、ハイスピードプラスエリアモードはWiMAX2+とau4g LTEを併用する通信モードです。
 

ハイスピードプラスエリアモードでは、優先的にWiMAX2+の回線を利用しますが、WiMAX2+の電波が弱い場合や、圏外となった場合には、au4gLTEの回線に接続します。

そのため、ハイスピードプラスエリアモードに設定している限り、WiMAX2+とau4gLTEのどちらの回線に接続していても、7GB制限のカウントがなされます。
 

WiMAX2+のエリア内であっても、通信モードをハイスピードプラスエリアモードに設定していると、7GB制限の対象となりますので注意しましょう。
 

WiAMXのハイスピードプラスエリアモードでの制限解除は翌月1日

WiMAXのハイスピードプラスエリアモードで7GBを超えたことでの速度制限を解除するためには、翌月1日まで待つしかありません。
 

スマートフォンのように追加料金を支払ってギガを買うことはできません。
 

128kbpsに速度制限されるとWiMAXとしての本来の機能が使えなくなりますので、くれぐれもハイスピードプラスエリアでの7GB超での速度制限には注意してください。
 

WiMAXの2年契約ではハイスピードプラスエリアモードの追加料金が発生する

WiMAXは契約期間を3年とするプロバイダが多いですが、2年契約のプランを用意しているプロバイダもあります。
 

2年契約の場合、ハイスピードプラスエリアモードの利用料(LTEオプション利用料)として、1,005円/月が発生します。
 

3年契約と、auのスマホとのセット割のauスマートバリュー mineを契約している場合は、ハイスピ―ドプラスエリア利用料は無料です。
 

WiMAXのハイスピードプラスエリアモードのメリット

WiMAXのハイスピードプラスエリアモードのメリットは、下記の3つです。

・エリアが広い
・地下や建物の奥まった場所でもつながりやすい
・高速通信が可能(機種による)

それぞれ詳しく解説します。
 

WiMAX2+よりも対応エリアが広い

ハイスピードプラスエリアモードに設定すると、WiMAX2+回線のエリアに加えて、au4GLTE回線のエリアでもネットに接続できるようになり、WiMAX2+回線だけを利用するハイスピードモードではつながりにくい場所でも安定した通信が可能になります。

WiMAX2+とau4GLTEの対応エリアをそれぞれ見てみましょう。
 

WiMAX2+の対応エリア


 

au4GLTEの対応エリア

WiMAX2+は、人口の多い都市部から優先的に基地局を増設しており、北海道でも札幌のような大都市での基地局の整備は進んでいますが、人口の少ない箇所や山間部などでは、まだ基地局の整備は進んでいません。
 

一方、au4GLTEのエリアはWiMAX2+のエリアと比較して、都市部以外でも対応エリアが広いことがわかります。

これは、WiMAXと比較して、携帯電話やスマートフォンのユーザーが多いことも関係しています。

しかし、WiMAX2+の対応エリアは、現在進行形で拡大していますので、今後利用できるエリアは地方都市でも広がっていくと考えていいでしょう。
 

ハイスピードプラスエリアモードなら走行中の地下鉄でも使える


WiMAXのハイスピードプラスエリアモードでは、au4GLTE回線を併用するため、地下街や建物の奥まった場所、走行中の地下鉄車内でも通信が可能になります。
 

WiMAX2+も地下街や地下鉄駅では基地局の整備が進んだため、対応エリアとなっているところが増えてきました。

しかし、走行中の地下鉄車内では圏外となったり、通信が安定しないことも多いです。

走行中の地下鉄車内でもネットに接続したい場合には、ハイスピードプラスエリアモードに設定すれば、通信が途切れることなく快適にネット接続が可能になります。
 

au4GLTEはプラチナバンドだからつながりやすい!


au4GLTEが対応エリアが広くつながりやすいのは、プラチナバンドとも呼ばれる800MHz帯の周波数を利用しているからです。
 

WiMAX2+は、高速大容量通信可能な点が特徴の周波数2.5GHz帯と、5GHz帯を利用していますが、障害物を回り込むのが苦手で、建物の奥や山間部ではつながりにくいというデメリットがあります。

しかし、au4GLTEで利用している周波数800MHz帯は、建物や高層ビルなどを回り込みやすく、壁などの障害物も透過しやすいという特性があります。

そのため、地下街や走行中の地下鉄車内でも安定した通信が可能です。
 

また、山間部など起伏のある地形でも遠くまで届きやすく、安定した通信が可能であるうえに、基地局が少なくて済むというメリットがあります。

地方都市や人口の少ない地域でもau4GLTEが対応エリアとなっているのは、プラチナバンド800MHz帯の特性によるものです。
 

ハイスピードプラスエリアモードで高速通信が可能に

WiMAXのモバイルルーター端末のW06でハイスピードプラスエリアモードに設定し、USBケーブルで有線接続すると、最大1.2Gbpsの高速通信が可能です。

これは、最新の無線通信技術でもあるキャリアアグリケーションを応用することで、ギガビット超の高速通信を実現するものです。
 

複数の周波数帯の電波を同時に利用するキャリアアグリケーション


キャリアアグリケーションとは、異なる複数の周波数帯の電波を同時利用することで、高速大容量通信を可能にするデータ通信技術です。
 

ハイスピードプラスエリアモードでは、au4GLTE回線の3つの周波数帯と、WiMAX2+の2つの周波数帯を同時に利用することで、下り最大1.237Mbpsの高速通信を可能にしています。

キャリアアグリケーションを利用した高速通信の対応エリアは、宮城県、埼玉県、東京都、愛知県、大阪府、福岡県の一部エリア限定となります。
 

ハイスピードプラスエリアモードを賢く使うポイント

ハイスピードプラスエリアモードは、WiMAX2+の欠点を補ってくれるとても便利な通信モードです。

しかし、月間通信量が7GBを超えると128kbpsに速度制限されてしまいますので、賢く上手に利用する必要があります。
 

WiMAX2+のエリア内ではハイスピードモードでの利用が基本

ハイスピードプラスエリアモードは、WiMAX2+回線が圏外である場合や、通信が不安定な場合に利用する通信モードです。

WiMAX2+のエリア内ではハイスピードモードでの利用を基本とし、ハイスピードプラスエリアモードの利用は、走行中の地下鉄車内やWiMAX2+のエリア外である地方都市、山間部など、ハイスピードモードでは安定した通信ができない場合だけにしておきましょう。
 

また、WiMAX2+の圏外からエリア内となった場合には、ハイスピードプラスエリアモードからハイスピードモードへ設定を戻すように心がけましょう。
 

ハイスピードプラスエリアモードを無料で使える3年契約がおすすめ

ハイスピードプラスエリアモードを利用する方は、WiMAXを申し込む際に3年契約を選びましょう。

2年契約を用意しているプロバイダもありますが、2年契約で申し込むと、ハイスピードプラスエリアモードに設定した時点で1,005円/月の追加料金が発生します。
 

ハイスピードプラスエリアモードを無料で使うためには、料金プランが3年契約で業界最安級のBroad WiMAXがおすすめです。

WiMAXでハイスピードプラスエリアモードを利用するなら通信量確認が必要


WiAMXでハイスピードプラスエリアモードを使う際には、速度制限されないためにもハイスピードプラスエリアモードでの月間の通信量が7GBを超えないように、通信量を確認しながら利用する必要があります。
 

通信量カウンターを設定しておけば、設定画面に現在のハイスピードプラスエリアモードの通信量が表示されるので便利です。
 

ただ、通信量を常に気にしながらハイスピードプラスエリアモードを使うのもわずらわしいもの。
 

WiMAXの最新型のモバイルルーター Speed WiFiNEXT W06は、あらかじめ設定しておいた通信量に達すると、自動でハイスピードプラスエリアモードからハイスピードモードへ切り替える機能が搭載されています。
 

ハイスピードモードは月間の通信量に制限はありませんので、この機能を上手に利用すれば、安心してハイスピードプラスエリアモードを活用できますね。
 

WiAMXでハイスピードプラスエリアモードに勝手に切り替わることはない

厳しい通信制限があるため、ハイスピードプラスエリアは上手に使う必要がありますが、勝手にハイスピードプラスエリアモードに設定が切り替わることはありません。
 

また、ハイスピードモードに設定している限り、au4GLTE回線に接続することもありません。
 

ハイスピードプラスエリアモードは、WiMAX2+回線に優先的に接続し、通信状況に応じて自動的にau4GLTE回線に接続するものです。

この「自動的に」を「勝手に」と解釈している方が多いようですが、これはハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモードについての理解不足です。
 

どちらの通信モードを選択するかは、ユーザーの自由ですので、それぞれの通信モードの特徴やメリット、注意点をこのページをよく読んで理解していただくことをおすすめします。

タイトルとURLをコピーしました